私がコミュニケーターになろうと思ったきっかけ

 

 

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私がアニマルコミュニケーターになろうと思ったきっかけをお話いたします。

 

当時私はマルチーズのシルバーと一緒に暮らしていました。

私にとっては初めての動物との暮らしです。

本当にかわいくて一緒にいる毎日の暮らしが楽しくて仕方がありませんでした。

 

そんなシルバーはある時から人を咬むようになってしまいました。

本当に突然に。

私のしつけ方が間違っていたのだと深く反省をしました。

でもどんな風になっても、かわいい家族である事に変わりはありません。

シルバーがどうすれば咬まなくなるかをいろいろと調べたりしていました。

 

2007年9月。

その時は突然訪れました。

いつもと様子が違うシルバー。

痙攣が起きていました。

止まる様子の無い痙攣、病院へ連れて行っても止まりません。

緊急入院をし、1週間後に病院へ行くと変わり果てた姿のシルバーがいました。

体重も落ち、げっそりしているシルバー。

重度の痙攣から脳障害がおき、全身麻痺で歩く事も食べる事もできず

食事も鼻から通したチューブで流動食を流し込むしかありません。

目も見えず、動く事もできないような状態でした。

 

安楽死も考えるように言われましたが、可能性があるのなら・・・と連れて帰り

その日から自宅での介護生活を始めました。 

 

ぐったりして心細そうに鳴いているシルバーを見て、本当にこれで良かったのかと何度も思いました。

それでも介護をしていくうちに、シルバーも自力で立てるようになったり、自分でご飯が食べられるようになったり、長い月日が経ちましたが回復してきていました。

 

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maltese silver

2008年5月。

これからもっと元気になっていくと思っていた矢先・・・。

シルバーは免疫介在性溶血性貧血という新たな病気を発症し1週間後に旅立ってしまいました。

 

本当に幸せだったのだろうか。

本当にあれでよかったのだろうか。

本当に何もしてあげる事はできなかったのだろうか。

 

次から次へといろいろな思いが沸いてきました。

そんな時、アニマルコミュニケーションに出会いました。

そして自分でも話ができるという事も。

 

ワークショップに参加し、シルバーとコミュニケーションをしました。

自分の伝えたかった思い、シルバーに聞きたかった事。

いろいろな思いや感情があふれ出てきました。

シルバーの気持ちを知って、どれだけ心が救われたか・・・。

 

アニマルコミュニケーションで私の心が癒されたように、それを必要としている人達のお手伝いをしたい。

そう思ったのがアニマルコミュニケーターになろうと思ったきっかけです。

 

動物の笑顔、人の笑顔を見る事が私は大好きです。

一緒に生活しているもの同士、笑顔で暮らしていけるのが一番だと思っています。

 

 

 

シルバーの闘病記など、以下のHPで記録しています。

免疫介在性溶血性貧血についての事も少し書いてあります。

同じ病気で頑張っているワンコさんに、少しの情報でも届けられると嬉しいです。

 

Lovely SILVER 

http://lovelysilver.web.fc2.com/